chip of wood

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鏡のような人

 会う必要があるのに会うのが怖い人がいる。彼ら彼女らは真実を口にする。僕が気がついていなかったこと、僕が気がついていたけど目をそらしていたこと、それらを突き付け僕を怯えさせる。誤魔化しは通用しない。
 そして、彼ら彼女らは鏡でもある。ありのままの僕をありのままの姿で写しだす。だから直視できない。目をそらす。
 彼ら彼女らのことを時として僕は、とても冷たい人だと感じる。

 真実は知る必要があるのに怖いのだ。自分自身を見つめるべきなのに見たくないのだ。
 現実は冷たいのだ。
 ぱらぱらとハリボテの飾りが落ちたあと、グラグラと崩壊しそうになる自分を必死に支えながら耐え忍ぶと不意に気がつく。
 
 いまの自分が気に入らないのなら、お気に入りの自分になろう。日ごとに自分を好きになれるのなら、きっと毎日少しずつ楽しくなっていく。
 真実が怖いのならそれに立ち向かえる自分になろう。本当のことと向き合えるようになれば、きっと暗闇でも一歩を踏み出せるようになる。

 臆病者の僕は、それでも震えるつま先でちょっとずつ橋の上を対岸へと向かい歩いているのだ。もう随分先へと進んだ人たちが見えるけど、いつかは僕もそこにいるはずだから。
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